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Ami International Exchange Association
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Since 1997


国際交流農園の紹介

川田弘二

 1997年(平成9年)11月に町民主導の国際交流の発展を期して、阿見町国際交流協会が設立されてから既に3年近くが過ぎました。この間、協会会員や多くの町民の皆さんのご協力のおかげで、町の国際交流関係の事業も順調に進んでいます。
 既に 広報あみ 等でも度々報告されているように、町内在住の外国の人達との交流は、春の国際交流花見会、夏の まい・あみ・まつり への参加、秋のスピーチコンテスト、暮れの国際交流餅つき大会、その他のスポーツ大会等々、完全に定着し、多くの外国の人達が積極的に参加しています。

 また、姉妹都市アメリカ・スーペリア市との交流、友好都市中国・柳州市・桂林市臨桂県との交流も、多くの町民・市民が参加して何回かの相互訪問が実現するなど、順調に軌道に乗っています。特に、今年の夏には まい・あみ・まつり に合わせて20名のスーペリアからの訪問団が阿見町を訪れ、ホームステイ・まつりへの参加・日本文化体験・町民との交流会など、感動的な交流が行われました。

 このように、いわゆるイベント型交流として、年に何回か集って楽しく交流し、その輪を広げていくことも大切ですが、外国からの留学生や町内企業に働く外国の人達が、阿見町民の家庭を訪れて気楽に交流し、日本の生活や文化を理解するための条件づくりを進めることが、交流の質を高め、深化させる上で是非必要だと考えるのです。
 この点では、協会会員の方々などのご努力によって、お茶・お花・書道など日本文化を通しての交流が始められていますが、更に多面的な交流が拡大され、定着することを期待する次第です。

 ここでは、その日常的交流活動の一例として、今年の春から始められた国際交流農園について報告してみます。
 この国際農園は、従来からいろいろな国際交流活動に積極的に参加され、献身的なご努力をいただいている竹来地区のYさんご夫妻のご協力によって実現したものです。
 国際交流農園として利用する農地(畑)は第一国際農園(15アール=1反5畝)、第二国際農園(20アール)ですが、全てYさんの土地を利用させていただいています。
 今年はまだ試行期間ではありますが、3月から5月にかけて、ジャガイモ・トウモロコシ・サツマイモなどの植付け、播種が行われ、既に6、7、8月にはその一部、ジャガイモ・トウモロコシなどの収穫がなされています。
 その後引き続き、計画的にダイコン・ネギ・タマネギ・ニンジン等の作付も行われています。
 ところで、この農園が国際交流農園と銘を打つゆえんは、この農園での作物栽培作業に国際交流関係者、特に町在住の外国の人達に参加して貰い、播種・植付け・栽培管理・収穫等の作業を通して日常的な交流を行い、更には収穫物を日々の生活の中で利用して貰うことによって、交流を更に深めることを狙いとしているからです。

 国際交流農園での農作業のうち、日常的作業の多くは土地所有者であり農業の専門家であるYさんご夫婦の力に負うところが多い訳ですが、作物の植付け・播種・収穫等の特別の作業のときは、交流協会の会員であり、国際農園の登録メンバーである皆さんが参加し、共同で農作業に当ることになります。

 そして楽しみなのは、この共同作業が終ったあと、Yさん宅の別棟の軒さきと庭の一部をお借りして、野外のバーベキューパーティが催されることです。準備された肉、野菜、飲みものの他、国際農園の収穫物、更には参加者が持ち寄った品々を利用しての盛大なパーティです。
 このパーティの中で、国際農園にかかわることはもとより、国際交流活動全般のことが話題になり、今後の展望などについても話が及びます。

 ところで、私もこの野外パーティには何回か参加していますが、農作業には全く加わらず、料理が出来上って、乾杯が始まる頃、交流の輪に加えていただくだけなのですから、いささかならず気が引ける形での参加です。
 何はともあれ、外国の皆さんを交えた仲間達と一緒に農作業に参加し、作物を育て収穫する喜びを体験するため、多くの町民の皆さん、特に外国人の皆さんが積極的に参加し、国際交流農園の活動が大いに発展することを心から期待します。